晃一の出来るだけMY(毎)日記

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南砺市高校教育振興懇話会

本日福野庁舎に於いて、第2回南砺市高校教育振興懇話会が開かれました。
懇話会委員は南砺市長(代理清都副市長)、議会より水木議長、蓮沼総務文教委員長、蓑口南砺市教育委員長、山森砺波市教育委員、南砺総合高校各校長、各PTA会長、南砺市中学校長会長(代理杉野井波中学校長)、学識経験者6名等、計21名で構成され、それぞれの立場で、1月23日に県立学校振興計画推進会議で提示された高校再建の素案(福野高校に井波高校が統合する)について意見を述べました。
少しご紹介します。

・南砺総合高校として平成17年に全国初の取り組みとして広域連携が行われたのに、まだ卒業生も出ていない現状で、また5年後10年後の効果を確認しないうちに失敗だと言えるのか。
・教育に失敗はない。改善をし、進めていくことが必要なのである。
・地域に根づいた学校教育は大切である。
・井波高校は地域と一体になって活動を行い、地域に守られている。
・高校は地域の活力、エネルギー源である。ただ人数だけで統合に持っていくのか。
・子供達が進みたい高校について、距離や交通の便だけで判断して欲しくない。
・広域連携を模索検証しながら南砺市内4校がそれぞれ存続できないのか。
・小規模校ならではの特色・特徴があり、生徒数が少ないことに弊害があるのか。

等々、単に井波高校だけの問題ではなく、南砺地域に学校がなくなる事への危機感が皆さんの意見から多く聞かれ、凄く嬉しかったです。
県教育委員会もこれらの意見を真摯に受け止め、単に減少傾向数値や距離問題だけではなく、地域に学校が支えられていることを加味して十分検討していただきたいと思います。
by hasunuma1170 | 2008-02-05 21:58